2006年06月10日
【写真】沖縄・那覇「『商六』で「ぜんざい」を喰う!」
低い小さなテーブルと椅子を通りに出して営業している小さなお店『商六』が気に入ってしまい、吾輩お尻から根が生えたように椅子に座ったまま通りを眺めていました。

ど〜ですか。
『商六』は新天地市場通りと呼ばれる狭い通りに面していて、ご覧のように普段着の地元衆があくびをしながら歩いているような庶民の市場なのです。
ここにはちゃらちゃらしてうるさい修学旅行の中高生などは歩いていないのです。
ふと、提灯の下にぶら下がっている手書きの文字に気づきました。
「おいしい麦入りオリジナル沖縄ぜんざいあります」
沖縄で「ぜんざい」というと、本州でいう「白玉入り氷あずき」のことです。
大阪などでいう「ぜんざい」は一般的に温かいスープ状になったものですが、沖縄では温かいぜんざいは敢えて「温かいぜんざい」や「ホットぜんざい」などと呼んで区別しているようです。
で、『商六』にも「ホットぜんざい」はあるのですが、ふつうの「ぜんざい」よりも50円高いのでした。こうしてみると「ホットぜんざい」がなにやら特別なもの、という印象を受けますね。
ちなみにふつうの「ぜんざい」は200円なのです。安いですね!
そういうことで、吾輩、おばちゃんに「ぜんざい」を注文しました。

ど〜ですか。
注文するや、おばちゃんはニコやかに冷たいお茶を運んできてくれました。
これ、香り高いさんぴん茶なのです。
とてもおいしいんです。
しかも無料サービスで、おかわりも自由のようです。
さんぴん茶は世界中の中国文化圏でジャスミン茶として普通に飲まれているお茶でめずらしくないのですが、吾輩、この香りを嗅ぐと、中国(大陸&台湾)放浪時代の数限りない思い出が目の前にパァ〜と拡がってくるのでした。食堂やホテルや安宿で飲めるお茶といえば、まずほとんどがジャスミン茶なのでした。
中国語でジャスミンは正確には「茉莉花」なのですが別名「香片」とも言い、その発音「シャンピン」から「さんぴん茶」となったらしいのです。
前回のムーチーもそうでしたが、沖縄ではこのように中国語の発音からそのまま日常語に変化している例があるようなのですね。
このお茶の香りが嗅げるということは、やっぱり沖縄は中国文化圏寄りだということでしょうね。
それに、こういう狭い通りに腰掛けてぼんやりと道行く人々を眺めていると、なんだかここが日本国ではない気がしてくるのです。これが沖縄旅行の醍醐味だと思うのです。あぁ、沖縄とは、吾輩のような旅人の心をくすぐってくれる材料の多いことよ!

ど〜ですか。ついに運ばれてきました。
「麦入りオリジナル沖縄ぜんざい200円」
おしゃれですね!
白玉団子はツルンと弾力があって旨いんです。
黒糖のシロップがかかっていて上品な甘さ!






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(≧∇≦)ぶぁっはっはっ!!!
↑きゃ〜!こわい〜!

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Posted by Rich at 08:35│Comments(0)
│沖縄
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