2005年12月03日
【写真】インド・ヒマラヤを走るバス・第6話「到着!」
あと2時間近くバスに揺られることを考えるとそれだけで疲労感が増す感じがしたのですが、窓の風景が異国の情緒を醸し出していて、それが唯一の慰めでした。寺院、吊り橋の次はなにやら大きな建物が聳えていました(写真上)。マンディは非常に気になる街で、次回来る機会があったらぜひ2、3泊してみようと思いました。
町を出ると道は細くなり、峠道にさしかかりました(写真中)。これからまた延々と絶叫マシーン、クラクションの洪水、追い着け追い越せ、邪魔じゃえ!どかんかえ!ハヨ走らんかえワレ!の世界が展開するのでした・・・
かくしてマンディから1時間50分後、シムラから6時間50分後、ジョジンデル・ナガールに到着しました。運ちゃんは吾輩の希望を覚えてくれていて、意外に親切にも駅から最短の場所で降ろしてくれました。降り際に一応「サンキュー」と言ってみると運ちゃんは首を傾げてシナをつくるようなかわいい仕草をして「ユーアーウェルカム!(どういたしまして)」と言ってくれました。たったこれだけのことで運ちゃんへの印象はずいぶん良いものになりました。運ちゃんは道中いろいろな自己中心的な行動と運転技術を披露してくれて、おかげで吾輩の寿命が短くなったような気もするのですが、いざ別れるとなれば、まあちょっとは感傷的な気分にもなります。インドカレー人なんて馬鹿にした呼び方をしていたことをちょっと反省しました。
しかしバスを降りたら、運ちゃんはアクセルをいっぱいにふかして、ヒトをヒトとも思わぬほど排気ガスまみれにして去って行きました。その去り方は下車客にさも何か恨みでもあるかのような気さえしました。ま、ともかくこれがあのインドカレー運ちゃんの日常なのでしょうね。小道を行くとジョジンデル・ナガール駅に出ました(写真下)。



ご当地レトルトカレーベスト10<日本経済新聞NIKKEIプラスワン11/5号>
1.松阪牛ビーフカレー
2.たらばかにカレー
3.米沢牛ビーフカレー
4.べこ政宗の牛たんカレー
5.小岩井農場チーズカレー
6.前沢牛ビーフカレー
7.田子産にんにくカレー
8.吉田ハム飛騨牛ビーフカレー
9.函館五島軒ビーフカレー
10.京野菜カレー
番外.ご存じ!インドカレー
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Posted by Rich at 08:35│Comments(0)
│インド
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