2005年12月01日
【写真】インド・ヒマラヤを走るバス・第4話「爆走その2」
カレーをそそくさと食べた後もバスはあいかわらず爆走しました。
しばらく走るとバスは路肩に停車しました。運ちゃんは扉を開けて出て行きました。ちょうど吾輩の窓の下だったので運ちゃんが何をしているのかは一目瞭然でした。運ちゃんは・・・「買い物」をしているのでした(写真上)。しかも、ショウガとトマト・・・_| ̄|○
おそらくカミさんに頼まれたのでしょう。おそらく町で買うよりここで買う方がずっと安いのでしょう。そしておそらくショウガとトマトはカレー用なのでしょう。運ちゃんは袋いっぱいのショウガとトマトを両手にぶら下げてバスの中に積み込みました。案外これで商売をしているのかもしれません。写真は運ちゃんが買った後です。つまり運ちゃんは満員の乗客を待たせておいて青いかご2箱分も仕入れたということなのです。_| ̄|○
バスはまた爆走を始めました(写真中)。前を走っているトラックを追い抜くときはクラクションを鳴らし続けます。日本でこういうことをやると殺人事件が起きそうな気がするので気が気ではないのですが、トラックの後ろには大きな字で「HORN PLEASE!」や「BLOW HORN!」などと、あたかもそれがデザインの一部であるかのようにハデに書いてあるのです(写真下)。つまり「警笛を鳴らしてくれ!」ということで、後ろが見えにくいトラックにしてみれば警笛を鳴らしてもらったほうが道を譲りやすいということなのでしょう。それにしても運ちゃんのクラクションはどう考えてもさも恨みでもあるかのような鳴らし方なのですが・・・。
クラクションを鳴らすと、道路に余裕がある場合、前のトラックは左側によけて先に行かせてくれる場合があります(ちなみにインドは英国や日本と同じ左側通行)。しかし、道が細かったり、対向車が来ていた場合には追い越させることはできないので、前のトラックはそのまま走り続けます。追い越しができない状況だというのは「座席番号2」に座っている吾輩にも明確です。そんなとき、追い越しができる広い道になるまで根気よくついて走れば良いものの、運ちゃんはその間中、クラクションを鳴らし続けるのでした。しかも、前のトラックとの車間距離が10cmいや、5cmと衝突寸前で加速したりブレーキをかけたりするのです。決して大げさでも、単位を間違えて書いたわけでもありません。ときには3cmという車間距離を目撃しました・・・_| ̄|○
しかし不思議に接触事故を起こさなかったのは、やはりヒンドゥーの神様を祀っているからでしょうか。



ご当地レトルトカレーベスト10<日本経済新聞NIKKEIプラスワン11/5号>
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3.米沢牛ビーフカレー
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5.小岩井農場チーズカレー
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番外.ご存じ!インドカレー
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Posted by Rich at 08:35│Comments(0)
│インド
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