2005年11月30日
【写真】インド・ヒマラヤを走るバス・第3話「昼食」
運ちゃんは路肩にバスを停めて御叱呼(おしっこ)に行きました。それに続いて我々乗客もトイレ(写真上)に行ったのですが・・・その順番、なんだかおかしいと思うのは日本人の吾輩だけなのでしょうか? あたかも運ちゃん自身がしょんべんが我慢できなくなったから仕方なくバスを停めたような気がしてなりませんでした。停車と同時にドアを開けて率先してトイレへ向かったのは誰よりも我らが運ちゃんだったのです!あははのは。
その後もバスは橋を渡り川を横切り(写真中)、ひたすらヒマラヤの山岳地帯を爆走しました。
お昼時、バスは一軒のあばら屋のような食堂の前に停まりました。そこでも、運ちゃん自身が腹が減ったからたまたま食堂に停まったんだ、という雰囲気が濃厚でした。なぜなら乗客の誰よりもまっ先にバスを降りて食堂でカレーを注文してひとりで食べ始めたのは我らが運ちゃんだったからです。あははのは。
吾輩も、一生懸命に右手でカレーを喰ってる運ちゃんの姿を見て、ああここで昼ご飯を喰えばいいのだな、と理解して、カレーを注文しました。まあここはセルフサービスだったので自分でテーブルまで運んできたのですがね。吾輩手が汚かったので手で食べるのがいやで、スプーンをもらったのですが、カレーをよそってくれたインドカレー人は親切心か何か恨みでもあるのかそのスプーンをほとんどカレールーに埋もれるように突っ込んでくれました(写真下)。_| ̄|○
運ちゃんが先にバスを走らせて行ってしまわないように、吾輩は運ちゃんを意識的に自分の視界の中に入れていました。つまり吾輩、気が気じゃないカレーの食べ方をしたということです。もともとインドカレー人は以前記したように、せっかちな食べ方をして食べ終わったらすぐに席を立ってどこかへ行ってしまうのです。知らないインドカレーおじさんが食後にどこへ行こうがぜんぜんかまわないのですが、吾輩の運命を握っているバスの運ちゃんが先にバスを運転して去って行ってしまったら大いに困るのです。あははのは。



ご当地レトルトカレーベスト10<日本経済新聞NIKKEIプラスワン11/5号>
1.松阪牛ビーフカレー
2.たらばかにカレー
3.米沢牛ビーフカレー
4.べこ政宗の牛たんカレー
5.小岩井農場チーズカレー
6.前沢牛ビーフカレー
7.田子産にんにくカレー
8.吉田ハム飛騨牛ビーフカレー
9.函館五島軒ビーフカレー
10.京野菜カレー
番外.ご存じ!インドカレー
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Posted by Rich at 08:35│Comments(0)
│インド
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