2005年12月23日
【写真】インド・ヒマラヤ鉄道・第2話「お接待」
ディーゼル機関車の運転手のおじさんが「オレの写真を撮って送って欲しいぜよ!」ということで、帰国後郵送するために住所をノートに書いています(写真上)。その後、おじさんはチャイをお菓子付きでご馳走してくれました(写真中)。じつに手厚いお接待です。チャイはどうやら昨日の駅長室で作ったもののようで、これまた旨いチャイでした。ひんやりした朝の空気に包まれているヒマラヤの地で熱いチャイをすすれるとはこの上ないしあわせを感じました。お菓子は素朴でおいしいクラッカーでした。このおじさん、自分の子どもに買ったおやつかもしれないのに、それを日本人の我々にくれるとは気前がいいですね。なんだか子どものおやつを取り上げたようなような気もしたのですが、6ルピー(約15円)とハッキリ値段が書いてありました。日本人の吾輩には安いと思いましたが、たとえ6ルピーでも、物価の違いを考えれば、インドのおじさんにとってはそれ相応の価格であるはずです。切符売りの窓口が開いたので、吾輩はパタンコットまでの切符を買いました(写真下)。10時間ほど揺られる列車の切符が28ルピーなので、クラッカーの6ルピーがインドではいかなる価値か、吾輩にもわかりはじめてきていました。
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EXCERPT:
Posted by Rich at 08:35│Comments(0)
│インド
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