2005年12月21日
【写真】インド・ジョジンデルナガール8「最終列車の到着」
時刻表によると19時40分にパタンコットからの最終列車が到着するはずです。もっとも最終列車と言っても、到着出発それぞれ1日に2本しか列車がない駅なのですが。
吾輩が駅に戻ったのが19時半すぎだったので、食後の軽い運動がてら、ホームをウロチョロしたり線路の上を平行棒のようにして歩いて遊んだりしながら、その最終列車を待っていました。遠くに汽笛がかすかに聞こえ、レールに列車の振動が伝わってくるのが足の裏でわかりました。暗闇の中で線路のゆくえを目を凝らして見ていると、まばゆく輝くヘッドライトが現れました。ディーゼル機関車のエンジン音が響き渡り、車輪の規則正しい音と客車の連結器がぶつかり合う無骨な音がだんだん大きくなってきて、ついに列車は目の前のホームにすべり込んできました(写真上)。この列車が明日の朝折り返して吾輩をパタンコットへ運んでくれるのです。構内の照明に照らされた客車はシムラ鉄道の客車よりも古く見えました。レール幅はシムラ鉄道と同じなので、やはりかわいらしい豆汽車でした。ブレーキが軋み貨物列車のようにガシャガシャガッシャン!と停車すると、20人ほどの乗客が降りてきました。その後、列車は引き込み線に入り、機関車をパタンコット方向へつけ替え、ホームに戻ってきました。機関車がエンジンを停止させると、今までの賑やかな音が一瞬にして消え、また静寂が戻ってきました。列車はここで一晩眠るのでした(写真中)。ちょうど吾輩が眠る部屋の目の前なので、あたかもこのかわいい豆汽車と一緒に眠る感覚で、吾輩はなんだか嬉しさで一杯でした。ちなみにこの写真にはまた「おおいぬ座」が輝いていますがわかりますかな?
吾輩は明日お世話になる客車の車体をナデナデして寝かしつけてから、自分の部屋に戻りました。部屋でけなげに待ってくれていたのは・・・嫁はん1号などではなく・・・寝る前の甘美な時間に欠かせないもの・・・そーなんです。それはジャンキーなチョコレートケーキなのでした!(写真下)。嫁はん1号は先にシャワーを浴びて既にグースカピーと熟睡していたので、この2つのケーキは吾輩がひとりで食べましたとさ・・・。
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EXCERPT:
Posted by Rich at 08:35│Comments(0)
│インド
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