Ｒｉｃｈ氏と・・・アジア行こらＴＶ！

さて、おいしいカレーで腹も膨れ元気が回復しました。実はホテルも食事前に決めて荷物を置いてきているのです。すなわちチョットお気楽モード。旅先ではこの瞬間がなかなか楽しい。

で、そのホテルを決めるまでが例によってまた夜明け前から数えて４度目の「奮闘」でした。その話に興味があるとコメントしてくれた方がいますので、ちょっとその話をしたいと思います。まず駅近くのホテルを３～４つ目星をつけて当たってみたのですが、安いは安いなり。たとえば最低では１５０ルピー（約３４０円）の部屋を覗いてみると薄暗い窓なし部屋で水シャワーはあたりまえ、蚊がうじゃうじゃ飛んでいました。ま、これからそういうホテルに泊まることもあると思うのですが、到着直後は疲労困憊してたので、一泊目ぐらいはチト贅沢に１２００ルピー（約２７００円）のホテルにしました。これくらい出せば、まあほどほどな設備でした。で、安ホテルを見回っているうちに、ハエのように吾輩の周囲にまとわりついてくる輩が出ました。延々と着いてくるのです。「チープホテル！　グッドホテル！　ベリーナイス！　オンリー１００ルピー！　カムウイズミー！」これを永遠に繰り返して着いてくる。タクシーの客引きと同じで彼らに一度や二度ＮＯと言っても簡単には去ってくれないのですね。後から知ったことだが彼らは紹介したホテルからコミッションを得るのです。ま、楽天ブログのアフィリエイトと同じような仕組みですね。道ばたでぼんやりしていた兄ちゃんが吾輩を見つけるや目を輝かして「ハロー！」などと近寄って来たので兄ちゃんはこれだけで生計を立てているのかもしれない。ともかく朝から４度目の奮闘はゴメンだったので一泊目は門付きのちょっと良いホテルにしたわけです。さすがに兄ちゃんは門から中には入って来なかった。で、そのホテルにチェックイン後、部屋に荷を下ろし、ベッドにぶっ倒れて一瞬気を失ったようなふりをしてから３分後におもむろに起きあがってカレー食堂に食べに出たというわけなのですね。

さて食事も終わってこれからの計画を立てねばならない。吾輩の計画はこれから１ヶ月間インドを旅する。ただこれだけ。インドでは帰りのチェンナイからのヒコーキ以外何も予約してない。インドではできるだけ鉄道で移動したいのだけど、果たして長距離切符が買えるのかどうかもわからない。もしかするとどこにも行けず、ここチェンナイに一ヶ月滞在して帰るということになるかもしれない。ま、それもありで、それはそれでおもしろいことがいっぱい起きるでしょうね。移動だけが旅ではないし。

しかし、大体の計画では、まずインドの首都デリーへ行きたい。チェンナイ→デリーは特急があるはずです。吾輩は駅に時刻表を買いに行きました。またしても「奮闘」かと覚悟したのですが、駅二階の窓口であっさりと買えました。それを小脇に抱えて、ホテルの近くの喫茶店に入りました。そこではインドの神々が吾輩を迎えてくれました（写真上）。冷たいミネラルウォーターを買って、インド系スナック菓子（写真中：縮尺が大きいが実際は細かい）を量り売りで１０ルピー分買いました。これは各種香辛料とハーブが混ざっていて、じつにインドなお菓子です。これは昔ダージリンへ行ったとき（吾輩のインド体験はこの度で二度目）にクセになったお菓子です。多くは路上の屋台で、各種の揚げ菓子を混ぜて、そこに香辛料や調味料を、まぜまぜして新聞紙でくるんで売ってくれるのです。当時５ルピーも出せば両手で抱えるほど買えたのですが、この商店は高級らしく、１０ルピーで一盛り程度でした。しかし品質がよく、パリパリして香ばしくて香辛料が頭皮や顔にジワーッと沁みてくる感触はたまりません。ちなみにこういうお菓子が日本にあったらいいと思っていたのですが、最近トーハトから「ガラムマサラ」という実にインドなお菓子が出まして試食済みです。正確にはこの「まぜまぜスナック」とは色合いが違うのですが、このお菓子に通じるところがありました。詳しくは吾輩行きつけのぴろろん555さんの日記へどうぞ。

さて、その喫茶店のテーブルに着いて、時刻表をめくりました。駅で並んで希望の列車が買えるという保証はないので、第三希望ぐらいまで考えてみました。ある程度固まってきたら切符を買いに駅に行くつもりです。そこではどうせまた「奮闘」でしょうから、今はリラックスしつつ「まぜまぜスナック」とミネラルウォーターで今後の計画タイムどぇ～す。ちょっと至福の時間（写真下）。（≧∇≦）ぶぁっはっはっ!!!





インドの食事の再現には・・・

★★★←これと・・・

★★★←これで完璧のペキちゃんどぇ～す♪

-----
EXCERPT: